FC2ブログ
RSS

大御所の少女漫画

 トキワ荘の天井板に描かれた「リボンの騎士」!
 テレビで見ました。
 手塚治虫の少女漫画です。

 ほぼ同時期には、ちばてつやが「ユキの太陽」を描いています。
 少し遅れて、赤塚不二夫が「ひみつのアッコちゃん」を描いています。

 どれも少女漫画の大人気作品です。

 当時は、まだ漫画の黎明期といっていいのでしょうか。
 さすが、後々まで大人気になる漫画家たちです。
 何を描いても面白かったのね。

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

隣の爺さん

 「ふくべい爺さんとむくどり爺さん」は、私のお気に入りの昔話です。
 古い本で読みました。
 子ども向けの本なので、出典などは分かりません。

 「ふくべい爺さんとむくどり爺さん」には、二人の爺さんが登場します。
 他には「花咲か爺さん」「こぶとり爺さん」「おむすぶころりん」なんかもそうです。

 隣の爺さんが、主人公の爺さんをうらやみ、真似をして失敗する。
 そういうパターンです。
 <隣の爺さん型>と分類されるそうです。
 まんまです。

 「花咲か爺さん」に出てくる隣の爺さんは、明らかに悪人です。
 飼い犬のシロを無理矢理に借りたあげく、殺してしまいます。
 許しがたい悪人です。

 シロという名前ですから白犬でしょう。
 絵本の絵も、白犬になっていました。
 日本犬で白犬なら、紀州犬だと思います。
 CMで人気のお父さん犬と同じです。
 やさしくて、賢くて、いざという時は勇敢な犬種です。
 殺すなんてとんでもない。許すまじ。大悪人に決定です。

 それに比べるのはなんですが、
 「こぶとり爺さん」に出てくる青こぶ爺さんは気の毒と言っても良いかもしれません。
 赤こぶ爺さんは、確かに踊りが上手かったからこぶをとってもらいました。
 でも、鬼は「また踊りにきてくれたら、こぶを返してやろう」と言ったのです。
 青こぶ爺さんは、踊り下手でしたが、上手くてもこぶは増えたはずです。
 どっちにしろ、赤こぶ爺さんの真似をした時点で、同じ結果になります。

 赤こぶ爺さん、未必の故意で有罪です。

 「おむすびころりん」の隣の爺さんは真似をしたあげく、欲張りで身を滅ぼします。

 さて、ふくべい爺さんは、一応働き者という設定ですが、あやしいです。
 村人に請われるたびに屁をこいています。
 ちゃんと働いているのでしょうか。
 むくどり爺さんに熱心に教えを請われると、
 面倒になって、適当なことを言ってしまいます。
 おおざっぱな性格のようです。

 一方、むくどり爺さんは、向上心あふれる爺さんです。
 ふくべい爺さんに師事して芸を覚えようとします。
 毎日、十粒のお多福豆を食べるという努力もします。
 美味しいお多福豆を作るには、手間ひまがかかります。
 案外まめなじいさんです。

 でも、我慢の限界がきました。
 それはそうです。ふくべい爺さんの嘘なんですから。
 むくどり爺さんは、疑問を感じながらもお多福豆を疑うまではできませんでした。
 その結果の大暴走です。
 ふくべい爺さんは、そこまで読んではいなかったでしょう。

 いやあ、どっちの爺さんも面白いわあ♡


昔話「ふくべい爺さんとむくどり爺さん」★

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

昔話「ふくべえ爺さんとむくどり爺さん」

 昔々のお話でございます。
 あるところに村がございました。

 村には ふくべえ爺さんという たいそう人気者の爺が居りました。
 ふくべえ爺さんは 屁をひって 色々な音を出しました。
 自由自在な音で 歌ななども奏で、
 村人に請われるままに屁をひっては 喝采を浴びておりました。


 さて、ふくべえ爺さんの隣に、むくどり爺さんという爺がおりました。
 むくどり爺さんは ふくべえ爺さんがうらやましくてなりませんでした。
 是非 自分も自由自在に屁をひってみたいものだと 常日頃から思っておりました。

 ある日、むくどり爺さんは ふくべえ爺さんに尋ねました。
 どうやったら あのように自在に屁をひることができるのか教えて欲しい。

 尋ねられたふくべえ爺さんは困りました。
 いつの間にか なんとなく できるようになっただけで、
 自分でも よく分からなかったからです。
 教えることができません。

 ふくべえ爺さんは そう言いましたが、むくどり爺さんは引き下がりません。
 あんなに見事な屁のひりかたが、なんとなくできるとは思えませんでした。
 やり方があるはずだ。コツがあるに違いない。
 毎日毎日 しつこく食い下がりました。

 ほとほと困ったふくべえ爺さんは、適当なことを言ってごまかすことにしました。
 「毎日 十粒のお多福豆を煮て、毎日食べること」
 なんとなく思いついた でたらめです。


 むくどり爺さんは、教えられた通り 毎日お多福豆を煮て 食べました。
 でも、いっこうに上手く屁をひることができません。

 早く屁っこき名人になりたい むくどり爺さんは、
 大鍋いっぱいの大量のお多福豆を煮ました。
 それを一気に食べ尽くしました。

 するとどうでしょう。
 お腹が ゴロゴロと鳴りだしました。

 むくどり爺さんは喜びました。
 なんか できそう!

 むくどり爺さんは やる気満々です。
 そこで考えました。
 記念すべき初演奏を こんなへんぴな田舎で披露するのはもったいない。
 もっと多くの人々に聞いてもらいたい。
 山を越えれば にぎやかな都だ。
 そうだ 都に行こう!

 むくどり爺さんは、漏れそうになるのを我慢して旅立ちました。

 ゴロゴロと鳴るお腹を押さえ、山道を急ぎます。

 しかし、まだ山道の途中だというのに、
 むくどり爺さんの前に、がらの悪い男たちが立ちふさがりました。
 「有り金全部置いて行け」
 追いはぎでございます。

 都で稼ぐつもりで出てきていますから、
 むくどり爺さんは お金をほとんど持っておりません。
 腹をくくりました。

 追いはぎが相手では もったいない気がしますが、
 練習と思えば ちょうど良い。

 「お金はありませんが、とびっきりの芸をお見せしましょう」

 「とびっきりの芸だと?」
 「都でも評判になること間違い無しです」
 「よし、やってみろ。面白ければ通してやろう」
 話がつきました。

 むくどり爺さんは、くるりと後ろを向き、尻を出し、
 我慢していたものを 思いっきり吐き出すように ふんばりました。

 すると、
 びしゃーっ
 黄色く ドロドロしたものが 尻の穴から吹き出しました。

 下痢便まみれにされた追いはぎどもは、
 当然ながら 怒り狂い、
 むくどり爺さんは ボコボコにされたのでございます。

 命からがら村に逃げ帰った むくどり爺さんは、
 すっかり村の笑い者になりましてございます。

 村の子どもらは、笑いながら歌を歌い、
 長く歌い継がれることになりました。


 じゃになった じゃになった
 ふくべえ爺さん じゃになった
 なにじゃにな〜られた
 長者に な〜られた

 じゃになった じゃになった
 むくどり爺さん じゃになった
 なにじゃにな〜られた
 亡者にな〜られた 


 どんとはらい


掌編の目次★

平成の終わりはにぎやか

 昨日は大相撲の中日。
 天覧相撲でした。

 弓取り式の時から、元気な声が会場に響き、
 陛下がご退席される時には、ここかしこから歓声が上がり、
 「天皇陛下バンザイ」が聞こえ、
 陽気な喧噪に包まれました。
 陛下も、出口からお姿を消す最後までニコニコとお手振りを返されました。

 ちょっとしたお祭り騒ぎの雰囲気でした。

 昭和の終わりは、自粛自粛で暗い雰囲気だったように覚えています。
 お祝い事やお祭りが「自粛」の声のもと、中止になったんでしたっけ。
 小学校の運動会を中止にしたところも出てきて、
 やり過ぎじゃないかという話もありました。
 新元号になってからも、いきなり明るくはならなかったような気がします。

 陛下がご退位なさるからこその明るい改元になりそうで、
 こういうのは、良いんじゃないでしょうか。
 新しい時代がくるぞ〜〜♪
 陽気にいきましょうや。

平成最後の★

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

新年

 明けまして おめでとうございます

 四月一日には 新元号が発表されるようです。
 楽しみです。
 本年もどうぞよろしくお願いします。

 平成 己亥 元旦


プロフィール

しのぶもじずり

Author:しのぶもじずり
とりあえず女です。
コメントを頂けると、うれしいです。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

検索フォーム

いらっしゃ~い

らんきんぐ

よかったら押してね
 にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ にほんブログ村 小説ブログへ
 

リンク

このブログをリンクに追加する   リンクフリーです

おきてがみ

FC2以外のブログからお越しの方、クリックで足跡が残せます。
「ことづて」は機能していませんので、ここにはコメントは残せません。

RSSリンクの表示

QRコード

QR

月別アーカイブ

フリーエリア