FC2ブログ

 ・犬派のねこまんま その31である ・犬派のねこまんま  その30である ・犬派のねこまんま その29     byねこじゃらし ・犬派のねこまんま その28     byねこじゃらし ・犬派のねこまんま 27である     byねこじゃらし ・犬派のねこまんま 26である     byねこじゃらし ・犬派のねこまんま 25である     byねこじゃらし ・犬派のねこまんま その24     byねこじゃらし ▼もっと見る

RSS

カテゴリ:犬派のねこまんまのエントリー一覧

  • 犬派のねこまんま その31である

    <名犬ロクの活躍> ペットは飼い主に似る。 一般的にはそういわれる。 ロクは特別だった。 わけのわからん飼い主一家に引き換え、真面目で賢かった。 しごくまっとうな犬だった。 そこが既に特別である。 門の内側から玄関までの あまり広くないスペースに犬小屋を置き、 ロクの居場所になっていた。 一応 庭もあったが、 今時はほとんど見なくなった 六軒の家がくっついた長屋形式の住まいで、 両側を他家にふさがれ...

  • 犬派のねこまんま  その30である

    <ウサギは寂しがりやなのさ> ウサギは 寂しいと死んでしまう。 そういう伝説だか、 神話だか、 ファンタジーだかを お聞きになった事があるだろうか。 まことしやかに伝えられているが、 真偽のほどは分からない。 ただし、 寂しがりやというのは、 本当であると思われる。 少なくとも、 耕助に関しては 真実と言わざるを得ない。 なにかっちゃまとわりつく。 ベランダの戸を開けると、 すぐに飛びついてくる。 ある時、...

  • 犬派のねこまんま その29     byねこじゃらし

    <でかいウサギは、 人懐こいウサギだった> ベランダで飼うつもりだったから、 餌場は ベランダに決まっていた。 毎日、 家族の誰かしらが刈ってくる 大量の草が、 どさりとベランダに置かれると、 ウサギの耕助は バリバリと食べた。 草の山に潜るようにして、 真っ先に 好物のタンポポからがっつく。 トイレもベランダだ。 食器用の洗いかごをトイレにした。 ウンコは 網の目に引っ掛かり、 オシッコだけが下に墜ちる仕...

  • 犬派のねこまんま その28     byねこじゃらし

    <大きくならないはずのウサギは でかいウサギに育った> ある日のことである。 母と妹が 街に買い物に出かけた。 洋服を買いに行ったはずだが、 何故か、 ちっちゃなウサギ も買ってきた。 片手に乗るほど小さい 茶色の子ウサギである。 よく見ると、 不細工 だった。 しかも、 汚れにしか見えない斑点まである。 お世辞にも可愛いとは言い難い。 しかし、 買ってきた二人は おおいに盛り上がって はしゃいでいた。 買...

  • 犬派のねこまんま 27である     byねこじゃらし

    <山の中には、紫色のトンネルがあったりするのだ> 学生の時、 短い間だったが 学生寮に入っていたことがある。 学舎は うんざりするほどの坂を登った てっぺん近くにあり、 雪が降ったりしようものなら、 スキー板無しでも、 バス通りまで 一直線に滑り降りられそうなほどであった。 逆に、 バスを降りてから、 学舎にたどり着くのが至難の技になる。 ほとんど 罰ゲーム だ。 その坂は 急勾配の上に、 長い。 雪が降ると...

  • 犬派のねこまんま 26である     byねこじゃらし

    <花見なのだ> 吾輩が八歳、 妹が三歳。 記憶を検証すると、 そういう勘定になる。 一家そろって 花見 に行ったのだ。 地図の読み方もろくに知らず、 自由意思で移動することも ままならない年齢である。 親に連れて行かれたのは、 大きな川の河川敷のような場所であった。 もしかしたら 信濃川かもしれない。 広々と続く場所に、 見渡す限り、 桜、 桜、 桜……。 あっちもこっちも 桜だらけだった。 桜の下で弁当を食べ...

  • 犬派のねこまんま 25である     byねこじゃらし

    <期間限定長距離走者> 犬はよろこび  庭 かけまわり 有名な 歌の文句である。 吾輩は 犬派ではあるが、 犬ではないから、 雪の降る寒い日には、 暖かい場所で 丸くなっていたいものだ。 しかし、 これでも 子どもの頃は、 風の子だったこともある。 北風をものともせずに、 走ったものさ。 さらに、 一時期、 長距離走が ほどほどに得意だったこともあるのだ。 我ながら 不思議だ。 なぜならば、 短距離走は めちゃめ...

  • 犬派のねこまんま その24     byねこじゃらし

    <ノリちゃん> 豪雪地帯の次に住んだのは 都会の住宅地 だった。 冬は、 雪が降らない分空っ風が寒く、 夏は うだるように暑い。 吾輩が小学四年生の、 ある日曜日のことだった。 一家そろって 街まで買い物に行き、 自宅に帰りついて 窓を開け放った時である。 小鳥 が飛び込んできた。「窓とドアを閉めろ!」 父が叫び、 反射的に 母と姉妹は慌てて従った。 父がうれしそうに捕まえてみれば、 小鳥は 文鳥 だった。 さ...

プロフィール

しのぶもじずり

Author:しのぶもじずり
とりあえず女です。
コメントを頂けると、うれしいです。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

検索フォーム

いらっしゃ~い

らんきんぐ

よかったら押してね
 にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ にほんブログ村 小説ブログへ
 

リンク

このブログをリンクに追加する   リンクフリーです

おきてがみ

FC2以外のブログからお越しの方、クリックで足跡が残せます。
「ことづて」は機能していませんので、ここにはコメントは残せません。

RSSリンクの表示

QRコード

QR

月別アーカイブ

フリーエリア