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ずぼらなユン、やぶれかぶれ 4−10


「真秀良王ってやっぱり名前じゃないんだ。 尊称なの?」
「何処で そんないいかげんな説を聞いてきたんだ。
 王の名前は、残された資料から二つ三つ説があるが、どれも根拠が薄い。
 真秀良王というのは、尊称というよりあだ名みたいなもんだな。
 重大な局面を迎えた時とか、窮地に陥った時の口癖が由来だといわれている」
「口癖って何。 学校で尊称だって習った気がするけどなあ」
 思わず口を挟んだ。

「そういう説も無くは無いが、
 ゴミみたいなもので、相手にされていない。
 先生も うっかり聞きかじったことを言っちゃったんだろう」
「ええーっ、いいかげん」
「先生だって間違いはある。
 だから 自分の頭でちゃんと考えなさい。
 王政が廃止される時、国名が真秀良に変わっただろう。
 そんな時に 王の尊称を新しい国名にするか?」
 言われてみれば、おかしい気も確かにする。
 王制を廃止したのに、王の尊称を国名にするのは矛盾だ。
 しかし、あだ名だったら、なおさら変だろうに。
「どんな口癖だったの?」


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