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私の文章修業 23

<言葉に対する感性>

 私が目指したいのは、 色気のある文章。
 そこの人、 笑わないように!

 濡れ場を書きたいわけではありません。
 要するに、 雰囲気のある文章を 書きたいと思うのであります。
 そのものズバリのR18シーンでも、 ちっともドキドキしない文章もあれば、
 日常のさりげないシーンでも ワクワクする文章があるわけで、
 読んでくださる人を、 ドキドキワクワクさせたいのであります。

 これはもう、 理論ではなく、 感性の問題でしょうか。
 説明するのは難しいです。

 ある高名な時代小説の作家がいました。
 感性には個人差もあり、
 まだ読んでいない人に 余計な先入観を持って欲しくないので、
 あえてお名前は伏せます。
 その方の文章が、 色っぽいのです。

 荒れた背景の中で、 男たちが斬り合いをしていたりします。
 殺伐とした殺し合いの場面なのに、
 読んでいると、 何だか知らないけど、 妙に色気を感じてしまうのです。
 ざっくり言ってしまえば、 文章のセンスでしょうか。

 同じことを表現するにしても、 幾通りもの書き方があるわけで、
 どれを選ぶかがセンスなのでしょう。

 A.いつもの散歩道の途中で、 咲き始めたばかりのヒマワリを見た。

 B.咲き始めたばかりのヒマワリを見たのは、 いつもの散歩道の途中だった。

 C.咲き始めたばかりのヒマワリの花を見た。 いつもの散歩道の途中だった。

 D.いつもの散歩道の途中だった。 ヒマワリを見た。 咲き始めたばかりだった。

 E.毎度おなじみの散歩道、 ヒマワリちゃんを見たー!  咲き始めだぜい、イェイ。

 F.特にすることもなく、 毎日惰性のように散歩をしていた。
  道を変えることさえ思い付かず、
  同じコースを歩くようになったのは、 いつの頃からだろうか。
  気がつけば、 季節は巡っていたらしい。
  その日、 鮮やかな黄色に出会った。
  ふと足を止めた。 咲き始めたばかりのヒマワリの花だった。

 お粗末様です。

 もうね、 いくらでもヴァリエーションがあるんですよ。
 内容は同じでも、 言葉が変われば 何かが違うはずです。
 イメージや場面や物語に、 ぴったりなものを選ばなくちゃならないわけです。



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