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私の文集修業 22

<題名>

 題名は 真面目に考えよう。
 題名は 作品の大事なパーツです。

 クロフツの 「樽」 というミステリーがあります。
 はじめに見た時 「樽」って何だよ、 と思いました。
 日本語になっているせいでしょうか、
 「樽」 という漢字が地味で、
 「たる」 という語感が 間抜けな感じがしました。
 まさか あんなに面白いとは 思いもしませんでした。

 小説や物語の内容は、 読んでみないと解りません。
 物語を読もうかな と思った時、 最初に目にするのは題名です。
 ありきたりな題名よりも、 興味を引くような題名の方が、
 本文を読んでもらえる確率が上がると思います。
 だからといって、 キャッチーなら良いかと言えば、
 そうばかりとは言えません。
 内容からかけ離れた題名だと、 がっかりします。

 「肉欲の宴」 が、
 健康家族の バーベキューパーティーの話だったら、
 「その肉かよ!」 と読者の怒りを買うんじゃないでしょうか。
 とにかく、 ないがしろにしていい物ではありません。
 作品の雰囲気は 大事にしましょう。
 少なくとも、 本文を損ねる恐れのあるような題名は 避けましょう。

 評価の高い著名な作家の作品なら、 さりげない題名でも問題ないでしょう。
 内容が確かな作品も、
 題名が地味だからといって、 恐れることは無いのかもしれません。
 でも、 できれば 読者の興味を引くような、
 かっこいい題名を付けたいものです。
 使い古されたようなのは 頂けません。
 「青空文庫」の作品リストには、 過去作品の題名が ずらりと並んでいます。
 その中に入れても目立つようなのが思い付ければ、 嬉しいかも。


 「物語とか雑文とか」 というタイトルは、
 ちょっと雑だったかなとも思いますが、 他に思い付きませんでした。 テヘッ。
 こういうストレートなものから 捻ったものまで、 色々と考えてみましょう。

 作品と出合う時、 まず最初に目にするのが題名です。
 最初の印象は大事です。
 そして、 中身を読んでいる間に、 何度も目に入る事になります。
 ネット小説では、 ある程度の長さがあれば、 何度も見る羽目になるでしょうが、
 紙媒体の書籍を 速読で一気読みしたとしても、
 最低二回は 見ることになります。
 手に取った時と、 読み終わって閉じる時です。

 とあるテレビ番組で、
 作家の村上龍が言っていたことを 思い出しました。
 動物行動学者 コンラート・ローレンツの著作 についてです。
 読み終わって 本を閉じたとき、
 表紙にあった 「八つの大罪」という題名が目に入り、
 改めて感動したらしいです。
 題名で感動させることもできるんですね。



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2454: by lime on 2014/09/04 at 08:01:33 (コメント編集)

ああ、わかります。
読み終わった後改めてタイトルを見て、「ああ、そうなんだ!」と本当の意味を見つけた時の感動。
そんなタイトルを付けられる作家さん、憧れます。

2455:Re: lime様 by しのぶもじずり on 2014/09/04 at 10:35:21 (コメント編集)

内容が分かりやすい題名も、それはそれで良いけれど、
深い意味を感じさせる題名は、憧れますよね。
一粒で二度も三度も美味しいな! みたいな。

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