私の文章修業 15
私の文章修業 - 2014年08月18日 (月)
<登場人物について>
登場人物は、 名前が 単なる符牒にならないように、 書き分けましょう。
名前が出てこなければ、 誰が誰だか解らないようでは、
結局、 作者が書きにくいです。
同じような登場人物では、 話も膨らみにくいです。
登場人物の特徴が はっきりしていた方が、 ストーリーが動きます。
性別、年齢、容姿、性格、癖、特技、話し方、
などなどに バリエーションを持たせたいものです、
特に会話部分に、
いちいち 「マル子が言った」「ペケ子が言った」 と書かないと 全く区別がつかないようでは、
三人以上になった時に 不便です。
文章の流れがぎくしゃくしがちです。
人数が多い場面は、 とにかく難しいのです。
こんなことを言うのは アイツしかいない、
と思ってもらえるほど 特徴が出せれば、 書きやすくなります。
とはいえ、 どこかで名前を出さなくては やっぱり判り難いです。
「それは嫌です」 とマル子は 顔をしかめた。 とか、
「うれしいです」 とマル子は、 早速手を伸ばした。 とか、
様子や行動との合わせ技を、 やりすぎない程度に使いましょう。
「いや、 それは……」 マル子は悩んだ。
のように、 台詞のすぐ後に出す文は、
その人物の発言だと思ってもらえるでしょう。
人物を登場させたら、 なるべく早く どういう人物なのかを書いておきましょう。
男か女かも解らず、 年寄りなのか 若いのか、
子どもなのか 大人なのかも判らないようでは 困ります。
例えば、 学校の場面なら、
教師なのか、 生徒なのか、 用務員さんなのか、
父兄なのかも判らないままに 話が進んでしまっては、
読者がイメージできません。
何ページも進んでから やっと分かるようでは、
その間、 読者は苛々し通しです。
「こいつはいったい何者だ」 ということばかりが気になって、
他に何が書いてあっても、 頭に入って来ません。
分かった時には、 腹が立ちます。
もしも、 謎の人物にしたいなら、
謎の人物なのだ ということを 早々に明らかにしておきましょう。
どの登場人物も、 作者の分身ではありますが、
あくまでも 作者自身ではありません。
混同しないように 気をつけましょう。
物語の中での役割を、 しっかり果たしてもらいましょう。
肝心なのは、 作者ではなく、 作品そのものです。
読者にとって、 作者がどんなに悪い奴だろうと、
いいかげんな駄目駄目人間だろうと 関係ありません。
関係ないったら ないんです。
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登場人物は、 名前が 単なる符牒にならないように、 書き分けましょう。
名前が出てこなければ、 誰が誰だか解らないようでは、
結局、 作者が書きにくいです。
同じような登場人物では、 話も膨らみにくいです。
登場人物の特徴が はっきりしていた方が、 ストーリーが動きます。
性別、年齢、容姿、性格、癖、特技、話し方、
などなどに バリエーションを持たせたいものです、
特に会話部分に、
いちいち 「マル子が言った」「ペケ子が言った」 と書かないと 全く区別がつかないようでは、
三人以上になった時に 不便です。
文章の流れがぎくしゃくしがちです。
人数が多い場面は、 とにかく難しいのです。
こんなことを言うのは アイツしかいない、
と思ってもらえるほど 特徴が出せれば、 書きやすくなります。
とはいえ、 どこかで名前を出さなくては やっぱり判り難いです。
「それは嫌です」 とマル子は 顔をしかめた。 とか、
「うれしいです」 とマル子は、 早速手を伸ばした。 とか、
様子や行動との合わせ技を、 やりすぎない程度に使いましょう。
「いや、 それは……」 マル子は悩んだ。
のように、 台詞のすぐ後に出す文は、
その人物の発言だと思ってもらえるでしょう。
人物を登場させたら、 なるべく早く どういう人物なのかを書いておきましょう。
男か女かも解らず、 年寄りなのか 若いのか、
子どもなのか 大人なのかも判らないようでは 困ります。
例えば、 学校の場面なら、
教師なのか、 生徒なのか、 用務員さんなのか、
父兄なのかも判らないままに 話が進んでしまっては、
読者がイメージできません。
何ページも進んでから やっと分かるようでは、
その間、 読者は苛々し通しです。
「こいつはいったい何者だ」 ということばかりが気になって、
他に何が書いてあっても、 頭に入って来ません。
分かった時には、 腹が立ちます。
もしも、 謎の人物にしたいなら、
謎の人物なのだ ということを 早々に明らかにしておきましょう。
どの登場人物も、 作者の分身ではありますが、
あくまでも 作者自身ではありません。
混同しないように 気をつけましょう。
物語の中での役割を、 しっかり果たしてもらいましょう。
肝心なのは、 作者ではなく、 作品そのものです。
読者にとって、 作者がどんなに悪い奴だろうと、
いいかげんな駄目駄目人間だろうと 関係ありません。
関係ないったら ないんです。
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