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あとがき だと思って欲しい

 五作目の長編 「薬種狩り」が完結しました。
 読んで下さった皆様、 ありがとうございます。

 三人の主要な登場人物の間に、
 ほのかな恋愛感情 とかを芽生えさせたいとも思っていたのですが、
 見事に 色気もクソも なくなってしまいました。
 全員お子ちゃまです。
 困ったものです。
 たぶん、 作者のせいですね。

 どうやったら 色気のある文章になるんだろ。 悩みます。


 さて、 玲は 自分を「僕」と言いますが、
 「僕」は、 明治時代あたりにできた 比較的新しい日本語らしいので、
 帝やら 朝廷やら 薬種屋やらが活躍し、
 馬が最速の移動手段 という世界観では 異質かなとは思ったのですが、
 ファンタジーだし、
 坊ちゃんの学生らしい雰囲気を出す為に、 あえて使いました。

 逆に、 衣都の「おれ」は、 昔なら普通かもです。
 昭和の頃まで、
 地方のおばあちゃんで 「おれ」と言う人は珍しくなかったようです。


 人形浄瑠璃を見たことがあります。
 演目は「摂州合邦辻」と「お染久松」でした。
 「お染久松」 の義太夫を よーく聞いてみると、
 お染は「おれ」と言っていました。
 江戸時代では、 商家の娘は「おれ」と言っていたのかもしれません。


 ファンタジーですから、 そこは こだわるところではないんですけどね。
 一応考えたんだ、 というところを書いてみました。

 ありがとうございました



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コメント
1826:お久です! by 園長 on 2013/12/14 at 17:06:45 (コメント編集)

現代以外のお話は
時代考証が必要なのですね~

平成も四半世紀になった今でも
うちのお姑さんはじめ
ここのおばあさんたちは みんな
自分のことを「おれ」って言います。
最初 聞いたときはびっくりしましたが
たぶん昔は男の人が自分をさすときの
言葉ではなかったんですねぇ。

1827:Re: お久です! by しのぶもじずり on 2013/12/14 at 17:46:58 (コメント編集)

いらっしゃいませ。こちらこそ、ご無沙汰してました。

時代考証というほど大げさなものではありませんが、
それらしい雰囲気が出る言葉づかいは、あるのかなあと思います。
うちの物語は、昔風のが多いので、外来語は入れないように気をつけています。

「おれ」はまだ使われていますか。
なんだか嬉しいです。
あえて漢字にすると「俺」ではなく、「己」なのではないかと、
ひそかに思っています。(間違っているかも)

1838: by 園長 on 2013/12/18 at 20:09:28 (コメント編集)

おお、「俺」でなく「己」、
あるかも!っていうか納得できる。
いまだに年のいった人たちには
「三人」を「三足(みたり)」って言ったりする
古語に近いものが残っているところなのよ。

1840:Re: 園長様 by しのぶもじずり on 2013/12/19 at 00:47:39 (コメント編集)

方言には、古い言い方の名残があったりするみたいですものね。
ひとり、ふたり、みたり、よったり……。
優雅な数え方かも、です。
いいですねえ。
古いものを大切にしたいです。

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