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LGBTsらしいよ


 どうやらLGBTでは収まらないらしい。
 KGBTsというらしい。
 小文字のsは、その他色々。
 十人十色、蓼喰ふ虫も好き好き。

 以前NHKドラマで「恋せぬふたり」というのをやっていた。
 性的な関心が無い人が主人公のドラマだった。
 恋愛にも結婚にも興味を持てない女性が、同じような男性と知り合って同居する。
 近所からは同棲と噂され、親からは「結婚するの? 孫の顔が見たい」と騒がれる。
 同じ指向の男女でも、結婚しちゃえばとはならないようだ。

 ドラマの中で、そういう人をアセクシャルというと知った。
 日本語で無性愛者というらしい。
 日本語の方が解りやすい。

 犯罪に至るほどのドスケベもいるのだから、そういう人が居ても不思議は無い。
 パートナーの性欲が強すぎて、一人では持たない。
 何人かで分担して欲しい、という人もいた。(某有名人の妻)
 私の知人で「一夫多妻だと、楽ができて楽しいかもしれない」
 そう宣った奴が居た。

 話は少し変わる。
 妹の職場の同僚に離婚した人が居た。
 夫だった男は、浮気をして子どもの養育費も払わずに姿を消した。
 ここまでは珍しくない。
 養育費を払わずにとんずらする奴は多いらしい。

 さて、一家には男の母親も同居していた。
 母親は、息子に置き去りにされた。行き場所は無かった。
 妹の同僚は、子どもたちと元姑を一人で養っていた。
 元姑は、子どもたちの祖母だが、世帯主の彼女とは無縁である。
 子どもたちの面倒を見たり、家事をしていたらしいが、扶養義務は無いだろう。
 扶養手当とか扶養控除とかは無さそうだ。
 健康保険はどうしていたんだろう。 

 かなり特殊な事例だが、家族と言っても色々である。
 制度からはみ出している人たちは居るだろう。

 また、異性にはこりごりだという人もいるはずだ。
 異性にはひどい目にあってばかりだったり……。
 性的被害者などにありそうだ。
 私の同僚だった人と同じアパートの住人に、しつこい女性につきまとわれ、
 逃亡者のような暮らしをしていた若い男性が居たという。
 迷惑女性に見つかった日の翌日には、アパートから姿を消したらしい。
 警察沙汰になっても女は諦めず、職場からも消えたらしい。
 事件に遭遇していた同僚は、後日、警察から事情を知ったという。

 それでも、ひとりぼっちは寂しいし不安だ。
 家族は欲しいが結婚はしたくない。そういう人だって居そうだ。
 気の合う人と性的関係無しの家族が欲しい。
 もしかしたら、LGBTと同じくらい、もしくはもっと居るかもしれない。

 しかし、現行の家族制度からは外れる。

 もしもLGBTだけが家族になれるなら、ずるいと思うかもしれない。


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コメント
5121:一夫多妻は、男よりもむしろ女の為にある by sado jo on 2023/03/07 at 16:02:37 (コメント編集)

日本のスケベ男はすぐにハーレムを連想するが、イスラム教国で一般的な一夫多妻は男尊女卑ではなく、実は案外女性の為の制度だったりします。
男は早くにくたばるから問題ないが、女性は比較的長い人生を生きます…そう考えると、夫亡き後に1人で過ごす人生は侘しいものです。
仮に4人の妻がいて、4つの家庭があるとします…若い内は4日に一度しか会えないのは寂しいし、他の妻に嫉妬もするでしょう。
しかし考え方によっては、4日に一度だけ主婦業をすればいいだけで、後の3日は好きな事をし放題の休日同然になる訳です。
さらに夫がくたばった後、共に夫を共有した他の妻とは姉妹同然になれます。
他の妻が産んだ大勢の孫に囲まれて、お互いに面倒をみたり、見られたり、身体が不自由になっても介護し合う…これほど幸せな人生はありません。
インドネシア辺りには、1人の夫を共有し合った元妻…年老いて姉妹の様になった幸せなおばぁさんがたくさんいますよ(笑)

5122:Re: 一夫多妻は、男よりもむしろ女の為にある by しのぶもじずり on 2023/03/07 at 16:39:34 (コメント編集)

sado jo様 いらっさい。
一夫多妻が、女性の為にあるかどうかは一概に言えないとしても、一夫一婦制は、男性の為にあると感じます。
一妻多夫は、一夫多妻よりも難しいでしょうね。
とっても難しいと思います。

女は嫉妬深いと言われがちですが、どうも、男性の方が嫉妬深いように感じます。
異性関係ばかりではなく。

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