笑い話ですから
あれこれ放談 - 2022年04月21日 (木)
昔から、十人十色なんて事を申します。
人それぞれに、否応無しに個性的って事でしょう。
「個性的ですね」
褒めるところが無い時は、そう言っておけば、何とかなります。
嘘も悪口も言わずに済みます。
団体になっても特徴がでるようで、
国内で言えば県民性、世界に広げれば国民性なんて事を言います。
地理的条件や歴史が違いますから、やっぱり個性的。
並べてみると面白い。
古くからジョークに使われています。
パブでビールを注文したら蠅が入っていた時の反応やら、
豪華客船が沈没しそうな時、乗客を海に飛び込ませる方法などが有名です。
<パブでビールに蠅>
客がアメリカ人だったら、
勢い良く抗議して訴訟を起こす。料金は払わない。
イギリス人だった場合。
もう一杯注文して、蠅が入っていない方だけ飲む。
料金は二杯分払うが、きつい皮肉を忘れない。
ドイツ人の場合。
しばし考える。
アルコール消毒されていると結論し、ビールを飲む。
フランス人の場合。
大騒ぎして文句を言い、料金は払わない。
日本人の場合。
周囲を見回し、蠅が入っているのが自分のだけだと知ると、
こっそり店員を呼び、取り替えてもらう。
中国人の場合。
ビール漬けの蠅とは珍味だと、箸で蠅をつまんで食べる。
怒ってはいけない奴です。
ジョークですから。
昔私が聞いたのは、ちょっと違いました。
ビールではなく、ミルクです。
客には言及されません。
もしかしたら、あなたです。
問題にされるのは、バーテンダーの態度。
ジョークですから、いろんなパターンがあるのでしょうね。
さて<注文したミルクに蠅が入っていたら>
バーテンダーがアメリカ人だったら、
ミルクは取り替えるが、料金は取る。
次回の割引クーポンを渡す。
フランス人だったら、
指で蠅を取り除き、ほら大丈夫と再度出す。
日本人だったら、
平謝りに謝って新しいミルクを出し、料金は取らない。
ロシア人だったら、
蠅を取って捨て、自分で飲み干し、客を殴る。
初めて聞いた時、ロシア人のバーテンダーに大笑いしました。
今は、笑ってる場合ではなくなりました。
困ったものです。
早くこのジョークで笑える日が来る事を祈ります。

