制服が遅れても驚かないよ
あれこれ放談 - 2022年04月08日 (金)
高校の制服が入学式に間に合わなかった。
そんなニュースを聞いて驚いた。
ニュースになるほどのことなのか。
全く不思議じゃないぞ。
私が高校生になった時の入学式で、
制服を着ていた新入生は、私一人だったのだ。
他の一年生は、みんな中学の制服を着ていた。
目立ってしまった。
ちびで童顔の私が上級生に間違えられるという珍事が起こった。
年上に間違えられたのは、我が生涯でこの時だけである。
何故そんなことになったかというと、
親が、合格発表前に制服の注文をするという暴挙に出たからだ。
落ちていたら、どうするつもりだったのだろう。
笑えない。
だから、制服が入学式に間に合わないと言う事態は、
合格発表と入学式の日程によっては、十分あり得る。
公立中学では心配ないだろうけどね。
ハワイで売っているTシャツなら、一夏保てば良いのだろうが、
制服は三年間着ることが想定されている。
活動的で、動きたい盛りの三年間である。
何をやらかすやら分からない年頃の三年間である。
生地も良いものを使っているし、丁寧に仕立てられる。
手抜きは許されないのだよ。
故に私は思った。
入学式に制服が間に合わない?
それがなんぼのもんじゃ。
大事なのは、その後の勉学と学生生活じゃわい。
それしきのことで騒ぐでないわ。
あ〜あ、年寄り臭い。

