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恋しや故郷 懐かし父母


 北京冬季オリンピックの閉会式で、懐かしいメロディーが聞こえました。
 有名どころのクラシック曲に混じって、確かに聞き覚えが……。

 更けゆく秋の夜 旅の空の
 わびしき思いに 一人悩む
 恋しや……

 一緒に歌ってしまいました。

 何故にこの曲なんだろう。
 日本の小学唱歌じゃないんかい。
 気になったので調べました。

 日本では「旅愁」ですが、中国では「送別」というそうです。
 日本に留学中に友と別れることになった中国人(当時は清国人)が、
 作詞したと言われています。

 中国では、卒業式で流れたそうです。
 台湾の小説家 林海音の作品に登場し、
 映画化された時に主題曲になったらしいです。

 だから、中国では別れの曲として馴染みがあるみたいです。

 中国人が日本で知った曲ですが、作曲はアメリカ人。
 アメリカで生まれて、日中で愛された曲なんですね。
 思ったより国際色あふれた曲でした。

 小さな謎が解けた気分で、うれしいです。


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コメント
4862: by ユーアイネットショップ店長うちまる on 2022/02/27 at 06:50:06

閉会式見ませんでしたが、そういう事が
あったのですね。お互いを意識したとすれば
素晴らしい。

4863:おはようございます by ☆バーソ☆ on 2022/02/27 at 07:43:19 (コメント編集)

 一般に文部省唱歌と呼ばれる歌ですね。
 アメリカ、イギリス、ロシアなど、世界の民謡を土台にした歌が結構あります。賛美歌を元にしたのもありますね。「輝く夜空の 星の光よ」と歌う『星の世界』は「いつくしみ深き 友なるイエスは」と歌う曲が原曲です。
 山田耕筰や北原白秋などによる日本製の歌も名曲が多く、私も子供の頃はよく歌ったものです。『埴生の宿』なんかは今でも低音部を歌えますよ。
 他には、さ霧消ゆる湊江の、我は海の子白波の、うさぎ追いしかの山、菜の花畠に入日薄れ・・・といろいろ思い出しますが、それにつけても昨今のテレビで聴く若者の曲は、メロディの美しさがまったく感じられないのはどうしてなんでしょう?
 歳のせいで自分の感性が古くなっているのだろうと思いますが、いや、今の人の感性や心の純粋さが落ちているのだと思ったりします。(笑)

4864: by どらんくうざ on 2022/02/27 at 08:49:37 (コメント編集)

音楽家もナショナリズムとは縁が薄いのかというイメージがあります。(意図も籠めた上で)採用を決めるのかと。

4865:Re: ユーアイネットショップ店長うちまる様 by しのぶもじずり on 2022/02/27 at 16:13:23 (コメント編集)

冬季オリンピックは、あんまり盛り上がらなかったのかしら。
閉会式を見ていた人が少なそうな感じがします。
なんだかんだもありましたものね。
とりあえず、無事に終わったと思って良いんじゃないでしょうか。

4866:Re: おはようございます by しのぶもじずり on 2022/02/27 at 16:22:06 (コメント編集)

☆バーソ☆様 いらっしゃいませ。
なるほどです。そういえば文部省唱歌の原曲は、外国の曲が色々ありますね。
良い曲を取り入れて音楽教育の力にしたんでしょうね。
その成果があって、現在日本の音楽は世界でも認められたいます。
感謝ですね。

私も、印象的なメロディラインが無いと、曲を覚えられません。
ふと歌ってしまうのは、古い曲が多いかもです。

4867:Re: どらんくうざ様 by しのぶもじずり on 2022/02/27 at 16:24:09 (コメント編集)

そうですそうです。
音楽に国境は無い。そういうことですね。

4868:忘れがたい歌 by miss.key on 2022/02/27 at 21:53:46 (コメント編集)

原曲はジョン・P・オードウェイ(John P. Ordway)による“Dreaming of Home and Mother”(家と母を夢見て)という楽曲

だそうです。犬童球渓という人が訳詞したとありますが、原曲についていた歌詞もジョンさんなんでしょうかね。判りませんでした。
 今ではすっかり日本の歌の顔をしてますが、生まれ故郷ではほぼ忘れられてしまったとか。こんな良い曲なのに勿体ないなぁ。
「冬景色」「赤とんぼ」「小さい秋みつけた」「椰子の実」「知床旅情」普段唄いませんがこの辺も捨てがたいです。

4869:Re: 忘れがたい歌 by しのぶもじずり on 2022/02/28 at 16:17:42 (コメント編集)

miss.keyさんも懐かしいですか。
私は、すぐに歌える歌は古い歌ばっかです。
新しい歌は、歌詞カードが無いとボロボロです。
物覚えが悪くなっているせいかしら。あははは

4870:パリは燃えているか…いゃ、キエフは燃えているか by sado jo on 2022/02/28 at 17:01:43 (コメント編集)

この歌は元々アメリカ人のオードウェイが父母を懐かしんで作曲したものですが、同時代の有名な作曲家フォスターには、幼い自分を可愛がってくれた黒人奴隷を懐かしんだ「オールド・ブラック・ジョー」もあって、とても似ています。アメリカ人の心の原風景なんですかね。
「送別」と言えば今ポーランド国境のあちこちで、避難する家族を送ってきて再びロシア軍と戦う為にウクライナに戻って行く父や兄との泣き別れのニュース映像が話題になっています。
確か昔「パリは燃えているか」と言う有名な映画で、ナチスドイツとの戦いに身を投じ、家族と泣き別れるレジスタンス隊員の同じ様なシーンを見た記憶があります…ウクライナ版「キエフは燃えているか」ですね。
世界各国から来た義勇兵もウクライナ軍に参加してるそうで、まるで名作映画「誰がために鐘は鳴る」みたいでもあります…この戦争は長くなりそうな気配ですね。
今ウクライナに行ったら名作映画が撮れるかも…って、マドンナの元夫ショーン・ペンが目ざとくウクライナで映画を撮り始めたそうです。
最近の戦争って、どこか映像化を意識してか芝居がかってますね…あんまり人の命をもてあそんで劇場作品にして欲しくはないんですが><

https://www.youtube.com/watch?v=7VhM6p_zFPw 「パリは燃えているか」作曲:加古隆

4871:Re: パリは燃えているか…いゃ、キエフは燃えているか by しのぶもじずり on 2022/03/01 at 16:16:56 (コメント編集)

戦争が現地から一部中継されている感じです。
不思議な世の中になったものです。
ドキュメント映画が作れそうという感じは分かります。

間抜けなことに、世界に疎い私は、今回のことがあるまで、キエフはロシアの主要都市だと勘違いしていました。
キエフバレエ団て有名じゃないですか。
よく分からないことで戦争になって、本当に残念です。

4872:https://7cascades.blog.fc2.com/ by さえき奎(酒とソラの日々) on 2022/03/09 at 21:44:34 (コメント編集)

いつもありがとうございます。

人の心を打つメロディーは古今東西を問わないということなんでしょうね。
支那人や露西亜人もそうだということには、あえて驚いてみたいと思いますが(笑)。

4873:Re: https://7cascades.blog.fc2.com/ by しのぶもじずり on 2022/03/10 at 16:40:47 (コメント編集)

さえき奎様 いらっしゃいませ。
私はロシア民謡が結構好きです。
「黒い瞳」とか「黒い瞳の」とか「ともしび」とか「赤いサラファン」とか「トロイカ」とかetc.
日本で馴染みの曲も多いです。

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