エロ本について
あれこれ放談 - 2022年01月22日 (土)
誇大広告ならぬ誇大タイトルです。
のっけからすいません。
私は女ということもあって、エロ本に関してはド素人です。
接する機会が多くないのです。
図々しことと自覚していますが、お目こぼしください。
エロ本が絶滅の危機にあると小耳に挟みました。
需要をSNSが供給しているらしいです。
昔のコンビニの雑誌コーナーには、少なからずエロ雑誌がありましたが、
規制されたみたいで、今では見当たりません。
ただでさえ雑誌の発行は減少しているようで、
コンビニの規制も大きな打撃になったようです。
ド素人ながら、多少の経験はあります。
少数ながら、エロ本は読みました。
エロ雑誌を見たこともあります。
映像は、昔懐かしいブルーフィルムをみたことがあります。
映写機を持っていたので、映写機込みで鑑賞会に招待されました。
違法のブツですから、気分は禁酒法時代のバーです。
同じく今は懐かしい日活ポルノを見たことがあります。
飲み会の帰りに映画館前を通りかかった時、
飲み仲間の男子が観ようと言い出して、乗りました。
男子数人と女子は私と友人の二人です。
館内では、画面より私たちが観察対象になってしまいました。
映画を見なさいよ。
大人のアニメを目指した虫プロ作品
「千夜一夜物語」と「哀しみのベラドンナ」はあまりエロくありませんでした。
「千夜一夜物語」の乱交場面はギャグでした。
アニメとエロは相性が良くないのではないかしら。
そんな数少ない経験から言ってしまえば、
画像や映像よりも文章の方がエロいです。
自由な想像力で、妄想がはかどります。
文学作品だと思って読んだら「O嬢の物語」はエロ本でした。
冒険ミステリーだと思って読んだ西村寿行作品は、エロでした。
時代小説だと思って読んだ柴田錬三郎の「赤い影法師」もエロでした。
忍者小説だと思ったら、山田風太郎作品はエロでした。
油断できません。
例によって、突然話を変えます。
SF作家の小松左京は、若い頃死のうとしたことがあるようです。
すっかり自殺する気になっていた夜中の自室、
夜鳴きそばのチャルメラの音が近づいてきたらしい。
どうにも食べたくなって部屋を出、
ラーメンを食べて戻ったら、死ぬ気は全く無くなったとか。
良かったです。
本当に良かったです。
些細なきっかけで人生が変わることがありますね。
昨今、死刑になりたかったと言って事件を起こす迷惑な人間がいます。
ふと思ってしまいました。
そういう輩の手に、面白いエロ本があったなら、
もしかしたら、何かが変わっていたのかもしれないと……。
エロ本よ頑張れ。生き残れ。
私の妄想です。

