心配性なもので
あれこれ放談 - 2021年04月21日 (水)
テレビで「デジタル遺産」という言葉を聞きました。
口座をはじめとしたデジタル上の財産が、本人に不測の事態が起きた時、
引き取り手がなくなってしまうことがあるそうです。
そもそも、デジタル財産があることを誰も知らなければ、そこまでです。
紙媒体の通帳や証書があれば、家族や遺族が整理しているうちに発見されるでしょう。
しかし、デジタル上の財産は、本人が誰かに伝えていないと分からなくなってしまう。
株券も廃止されて、デジタルデータになってしまいました。
あるとだけ伝えても、詳しいデータを知らなければ、探すのは大変。
スマホやコンピューターにデータを保存してあった場合、
パスワードを知らないと、確認できません。
パスワードは本人が教えない限り、コンピューターを管理する会社は外部に出しません。
パスワードを探す専門の会社があるそうですが、費用は数十万円。
解読に要する期間は、半年から一年。
必ず解読できる保証はありません。
できないこともあるようです。
おりしも世界はコロナ禍の最中。
重傷化すると、治療のために意識を低下させる薬を投与するみたいです。
エクモを装着すると、意思の疎通ができなくなるようです。
コロナで重症になると、何もできないままになってしまう。
それを知らない人も多いらしい。
行方不明になったデジタル遺産は、どうなるのかしら。どこに行くのかしら。
関係ないけど、気になるう。

