FC2ブログ
RSS

炎の美

 あの日の朝、ニュースで、首里城の火災が報じられていました。
 テレビの画面いっぱいに、燃え盛る首里城が映っていました。

 沖縄の人は、がっかりしたでしょう。
 だから、こんな事を書いたら、顰蹙を買うかもしれないです。
 でも、ここは個人のブログ。
 個人的な感想を書いちゃいます。

 炎に巻かれた首里城は美しかったです。
 闇の中で輝く炎は、恐ろしいくらい美しかったです。

 速水御舟の「炎舞」も敵いません。
 芥川龍之介の「地獄変」でさえ、規模が小さく思えます。

 原始的な何かしらが掻き立てられるような美しさでした。

 思えば、日本各地に様々な火祭りがあります。
 炎で山に字を書いたり、大きな松明を振り回したり、
 火の上を渡ったり、炎に飛び込んだり、
 まあ大変。
 消防車を待機させてまでやってます。
 厄落としや五穀豊穣を祈ることが多いようです。

 やっぱり原始的な何かしらに掻き立てられている気がします。

 観光資源になるような有名な火祭り以外にも、
 お盆には迎え火や送り火を焚きますし、
 お正月の締めには、どんと焼きがあります。
 役目を終えた松飾りや、古いお札を燃やします。
 どんと焼きの炎で、残った餅を焼いて食べると、
 無病息災になるそうです。

 今のように街灯や町灯りが無かった時代には、
 炎の美しさは、ことさらに格別だったのではないでしょうか。
 それだけで、ご利益を感じたことでしょう。

 火は、破壊であることと同時に、再生の象徴でもある気がします。

 古きものの滅びを惜しみつつ、
 新しく良きものが生まれることを祈ることにします。


にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
4270:火は、破壊であることと同時に by レインボー on 2019/11/06 at 08:42:53

>火は、破壊であることと同時に、再生の象徴でもある気がします。古きものの滅びを惜しみつつ、新しく良きものが生まれることを祈ることにします。

〇いい言葉ですね。
 同感です。

4271:Re: 火は、破壊であることと同時に by しのぶもじずり on 2019/11/06 at 17:34:03 (コメント編集)

レインボー様 恐縮です。
あの炎は本当に美しかった。

4272: by sado jo on 2019/11/07 at 15:40:21 (コメント編集)

政治家や有名人だったら、別の意味で炎上してしまいそうな発言になりますね(笑)
実は自分もあのニュースを見た途端に、「淀どの~っ!大阪城が燃えておりまする~っ!」
って言う映画のワンシーンを連想してしまいました…自然に湧き上がる感情は怖いものですね(笑)
あの時の西軍の総大将は毛利輝元でしたが、もし総大将が真田雪村だったら歴史は変わっていたのではないか?と思います。
こちらは偉い人でなくて事なきを得ましたが(笑)当時の雪村は地位もない傭兵の首領に過ぎなかった為に十分な力を発揮できなかったのです。

4273:Re: sado jo様 by しのぶもじずり on 2019/11/07 at 17:31:08 (コメント編集)

私は有名人じゃないので、だいじょぶみたいです。
ブログは炎上してません(笑)

大阪城が炎上したのは夜戦でしたか。昼間のイメージでした。

▼このエントリーにコメントを残す

   

プロフィール

しのぶもじずり

Author:しのぶもじずり
とりあえず女です。
コメントを頂けると、うれしいです。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

検索フォーム

いらっしゃ~い

らんきんぐ

よかったら押してね
 にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ にほんブログ村 小説ブログへ
 

リンク

このブログをリンクに追加する   リンクフリーです

おきてがみ

FC2以外のブログからお越しの方、クリックで足跡が残せます。
「ことづて」は機能していませんので、ここにはコメントは残せません。

RSSリンクの表示

QRコード

QR

月別アーカイブ

フリーエリア