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弱者の告白

 一つ前の記事で、
 強者でなけれな、愛の告白をする資格が無い。
 と書きました。

 では、弱者は告白できないのか。
 ということで、続きです。

 「お慕いします」これです。
 「お慕いします」には、信頼と尊敬の気持ちを感じます。
 「愛しています」が言えなくても大丈夫。

 夏目漱石が「I love you」を「月がきれいですね」と訳したのは有名です。
 対等で共感できる関係性を表現したかったのかしら。
 そんな風に思ってみたりします。

 「ほれた」という素敵な言葉があります。
 庶民的な感じがするので、漱石先生は使い難いかもしれませんが、
 庶民の私は気に入ってます。

 ♪ほ〜 ほれちゃったんだよ〜
 と都はるみも歌っています。

 ♪男心に 男がほれ〜て
 東海林太郎も歌ってました。古いけど。

 男女の中は、惚れたが負けさ (色っぽいねえ)
 男が男に惚れる (うっとりします。BLは抜きで)
 人間性に惚れた (かっこいいです)

 そんなこんなで、
 「愛してる」と大上段に構えなくても、
 古女房には、ちょっとした折に、さりげなさを装って、
 「惚れ直したなあ」くらいは言えませんかねえ。
 もちろん、古亭主にも言ってあげましょう。
 「あなた、惚れ直したわよ」

 夫婦円満を祈ります。


日本語の愛について★

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4204:ほれたはれた。 by ☆バーソ☆ on 2019/05/22 at 07:49:46 (コメント編集)

「月がきれいですね」というのは、気持ちが高まって、言葉がなかったのか、
あるいは、当時の若者は語彙と想像力が貧困だったのではないですかね。
現代ならせめて「僕は幸せだなあ、君といつまでもいたい」などと
もっと気の利いた言葉を言わないと簡単に振られそうです。(笑)
大体が寡黙な高倉健より、おしゃべりなお笑い芸人のほうがモテるでしょうし。
しかし「惚れた」は、かっこいい、色っぽい、うっとりしますか。
うーむ、私の個人的感覚ではですが、ちょっといただけませんね。
「惚れた腫れた」は「芸者のときに言う言葉」を思い出します。
あるいは、うらびれた酒場で飲むのが好きなド演歌の歌詞のような気がします。
今の若者は使わないでしょう。
若くはない私だって一度も言ったことも言われたこともないですから。
あ、いや、これは「古女房」と「古亭主」向けでしたか。
そうですね。それならよく分かります。
たまには言ってもらいたいものです。
自分のほうからはとてもじゃないですが言えません。
男がそんな浮ついた言葉を言えるかって思います。
あ、かなり古いですね。私も健さんタイプでした。(笑)

4206: by ROUGE on 2019/05/22 at 15:55:59

「お慕いしています」って言われたら
大抵の男性、ノックアウトじゃないでしょうか?(^^;
私だったら「愛してる」よりいいかも。

私は結構ストレートな方ですが
ダーリンは超、奥手。
プロポーズは「ずっと一緒にいて下さい」でした。
精一杯の言葉、嬉しかったので
私は何かあれば「愛してるv-238」って言葉にします。

4207:Re: ほれたはれた。 by しのぶもじずり on 2019/05/22 at 17:58:46 (コメント編集)

お気に召しませんでしたようで。
確かに「ほれた」は下世話な言葉ですからねえ。
泉鏡花は好きですが、「婦系図」は、私もちょっと……。
バーソさんは漱石先生のように上品な言葉がよかったんですね。

幸せだなあ 僕は君といる時が一番幸せなんだ
僕は死ぬまで君を話さないぞ いいだろ
なんて台詞は、加山雄三くらいのスターでもなければ、なかなか言えないんじゃないでしょうか。

私はざっかけた言葉もけっこう好きなんですけどね。
「ってやんでえべらぼうめ このすっとこどっこいが」
とか。

4209:Re: ROUGE様 by しのぶもじずり on 2019/05/22 at 18:14:44 (コメント編集)

おお、素敵なプロポーズじゃないですか。
ROUGEさんは、想像した通り、強い女性なんですね。
ラブラブにあてられてしまいます。

4210: by sado jo on 2019/05/26 at 10:41:01 (コメント編集)

中国の古書には「項羽は虞姫をこよなく愛した」など、愛には「可愛がる」の意を含んだ記述があります。
総じてかっての東洋では男子を尊んで女子を蔑むのが一般的で、日本も中国も余り変わりなかった様です。
西洋から男女平等の概念が入った今の時代では、日中双方とも男子の方が女子に「お情け頂戴」と媚びてます(笑)
夏目漱石の愛の訳を見て ♪月がとっても青いから~ 遠回りして帰ろう~…と言う歌の歌詞を思い出しました。
直にコクらなくとも「ひと時でもあなたと一緒にいたい」と言う愛の告白になっている日本語は粋ですね。

4211:Re: sado jo様 by しのぶもじずり on 2019/05/26 at 18:20:25 (コメント編集)

なるほど、中国では、男女関係に使う言葉なのでしょうか。
それなら、日本語の使い方とは違いがあるようです。

日本の古い文章では「領主の某は家臣を愛した」(しつこいようですが、BL抜きで)のように、堅苦しい感じで使われていたようで、男女間のあれやあこれやに使われた形跡は、ほとんど無いんじゃないでしょうか。
読みは<まな>になってしまいますが、愛弟子や愛娘など、男女間以外で使われたケースの方が多い気がします。

ありがとうございました。

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