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必要なのは勇気

 最近NHKで、性教育やセックスについての特集を続けざまに見たので、
 4月に書いた記事を思い出しました。
 「智恵子抄と梅毒」という記事です。

 そこに
 <光太郎智恵子の名誉のためにも生半可な聞きかじりで
 「ようです」「らしいです」ばかりの妄説を載せないで下さい>
 というコメントを頂きました。
 その時は普通にコメ返を書きましたが、
 もやっとした感じが残っていました。

 私が読んだ本が、全て正しいとは限りません。
 私には検証のしようもありませんし、検証する気もありませんから、
 梅毒でなかったのかもしれません。
 それよりも気になっていたのは「智恵子の名誉」だったようです。
 梅毒に感染した事は、名誉をそこなう事でしょうか。
 感染症に罹患することは悲劇ですが、
 「名誉」を損なう事にはならないと思います。
 <エイズ>も同様です。

 性病は、不特定多数を相手にすれば罹患率が高まるでしょうが、
 純愛で結ばれても、病原菌があれば、感染するリスクはあります。

 先の記事で、私が書きたかったのは、
 高村光太郎の不実にがっかりしたということでした。
 自分だけ病気に気がついて治療し、
 智恵子に内緒にするとはひどいじゃないの……と。
 でも、智恵子は光太郎に移されただけの被害者です。
 智恵子を非難する気は一切なかった事を、
 改めて明記しておきたいと思います。

 病気は悲劇です。
 大切なのは予防と治療です。
 『名誉」? とやらのために隠し立てするのは、
 最悪の結果を招きかねません。
 良からぬ事をした結果で感染したら、隠したい気持ちは分かります。
 でも、家族や身近な人を守るために、
 勇気を持って告白し、検査と治療を勧めましょう。

 必要なのは、勇気です。

 勇気は、なにも武器を持って怪物に突撃する時だけのもにではありません。
 むしろ、日常生活の中に、思いのほか必要な場面はあるものです。
 困っている人に声をかける勇気。
 悪い事をしようとした友人を止める勇気。
 嫌われるかもしれなくても、間違いを指摘する勇気。
 自分が困っていることを周囲に知らせ、助けを求める勇気。



 NHKの番組では、日本では未だに性をタブー視する人が多いと言ってました。
 子どもに性教育をすると、
 「よけいな事をしないでくれ」という親がいるらしいです。
 だから、基本を知らないまま大人になって、
 いきなり雑誌やネット情報をもとに、無茶な事を始める。
 パートナーも知らないので、おかしいと指摘できない。

 今時の小学生は、「ラブラブだね」なんてことは普通に言う。
 <ラブラブ>で検索すると、
 いきなりスケベなサイトがずらずら出てくる。
 親が子どもを管理できる世界ではないのです。
 正しいことを教え、情報を鵜呑みにしない知恵を育てるしかないんじゃないでしょうか。

 論旨があっちゃこっちゃいって、まとまらなかったかも。
 ご容赦願いたい。


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4013: by sado jo on 2018/07/24 at 17:17:45 (コメント編集)

話は違うかも知れませんが、先日、恋人である実業家と一緒に自家用ジェットでWカップ観戦ツァーに行った有名女優が袋叩きに遭いました。
有名になっても、目立たず、出すぎず、慎ましやかに…異質な人や、振る舞いを嫌う日本人はステレオタイプの典型なのでしょう。
千恵子の名誉に拘るのはその裏返しかも知れません…刷り込まれた「清らかな愛」に梅毒などと言う濁りがあってはならないのです。
80年代に国民的美少女ともてはやされた有名な女優がいました…実業家の夫を前妻から奪った彼女は、今スイスのお城で幸せに暮らしています。
日本にいたら何と言われるか?よく知った上での賢い選択だったと思います…ここにいるのは嫉妬深くていやらしい国民ですからね(笑)

4014:Re: sado jo様 by しのぶもじずり on 2018/07/24 at 18:15:22 (コメント編集)

私見では、嫉妬の裏返しとは違うと思います。
性病罹患者に対する差別感情だと思います。

感染症は警戒すべきですから、予防できる見込み無しに接触するのは危険ですが、必要以上に遠ざけて差別するのは、無知から来る不安なのではないでしょうか。
予防法を知らなければ怖いですから。
不安が差別に変換されることがあるのだろうと思います。
特に性病は差別しやすい。
差別するより、予防と治療に力を入れた方が早いし確実だと思うのですが。

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