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タンポとタンポン

 大量生産の市販品が出回るまでは、
 一品ものの注文生産か手作りだった訳です。
 というわけで、生理用品もそれぞれの手作りでした。

 「アンネナプキンが出てくるまでは、
 石綿を柔らかい紙に包んで、
 当てるのではなく、入れていたのよ」
 昔、そう教えてくれたおばあさんがいました。

 もちろん手作りですから、地方によって色々な種類があったと思われます。
 ナプキンタイプもあったようですが、
 昔から、タンポンタイプも広く使われていたようです。

 そのようなものをタンポと言っていたらしい。
 魚拓をとる時に使う、綿を布で包んだものもタンポ。
 槍の稽古に使う、棒の先に付けて怪我を防ぐものもタンポ。
 同じように、綿や古布、あるいは植物の綿毛を布で包んだものは、
 タンポという名前だったみたいです。

 例のおばあさんは、
 だから、タンポンは日本のタンポが西洋に渡ってタンポンになった、
 そう思い込んでいました。
 「あれは日本発祥よ」
 そう言ってました。
 

 調べてみたら、ドイツ語で綿玉をタンポンというそうで、
 そこかららしいです。
 ほとんど同じものが、そっくりな言葉になっているのが面白いです。

 そういえば、昭和天皇お得意の「あっそう」
 と言うのは、ドイツ語でも同じ意味らしいです。
 他に有名なのは、ハンガリーで「シオタラン」は、
 「塩足らん」と言う意味なんだとか。
 台湾で、無職を「プータロー」というとか、
 偶然て面白い。


月が蝕まれし夜★

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3955: by sado jo on 2018/02/17 at 14:13:53 (コメント編集)

なぜ女性の生理用具に「アンネ」と可愛らしい名前をつけたのでしょうか?
聖書によると、昔は女性の月経は穢れの印だとして忌み嫌われていたそうです。
だから、後のキリスト教会はイエスの弟子であったにも関らず、その世話をしたマグダラのマリア(アベマリア)や、処刑場に行くイエスの血と汗を拭って助けたヴェロニカを穢れた女に貶めたそうです。
女性差別の根深さには呆れます…尤も、最期までイエスに付き従ったのは全部女性で、男の弟子達はさっさと逃げたそうですが(笑)

3956:Re: sado jo様 by しのぶもじずり on 2018/02/17 at 18:14:03 (コメント編集)

「アンネの日記」からだそうですよ。
日記の中に、初潮を迎えた話があるのです。
ナチスに追われ、食べ物も日用品も圧倒的に足りない状況の中でです。
「アンネの日記」は世界中で、もちろん日本でもベストセラーになりましたから、
そこからの命名だったようです。
いいセンスだと思います。

男性は血に弱いですよね。
だから怖くて、穢れにしたかったんじゃないでしょうか。

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