RSS

sado jo様へのお返事

 sado jo様からのコメントにお返事をしようと思いますが、
 思いついた事があって、長くなりそうなので、記事にしちゃいます。テヘペロ

 <sado jo様のコメント>
最近、新聞(雑誌)は「デタラメな事を書く」と言ってマスコミ批判する人が増えたようです。
映画界出身の自分に言わせれば「あんたらはどこに目を付けてるのか?」と言いたい。
出版も映像も基本は商業であり「人目を引くキャッチフレーズ」「刺激的な序文」を用いて当然です。
映画の「タイトル」と「予告編」だけ見て判断して、トンチンカンな批評をするのは愚の骨頂です。
少なくともちゃんとした新聞社なら質疑応答の全文を掲載してる。
全文を掲載せず、都合のいい抜粋だけならその新聞社は信用ならない。
生活が忙しく時間が無くて、全文を読まずに批評するから、思考停止になっておかしな風潮が蔓延するんです。
自分は元映画人のプライドとして、全文(全編)を見てから「あぁだ、こうだ」と言う人の言葉にだけ耳を傾けます。
ともかく、短絡思考、付和雷同、軽薄短小で人の知性が後退する風潮は嘆かわしく思います(笑)


 えーと、安易にマスコミ批判はするなというお叱りでしょうか。
 反省も後悔もしません。
 私は、マスコミを批判しようとか対抗しようとかいうつもりではありません。
 私のような庶民が反抗したところで、はじめから敵う相手でもないです。

 現代では、毎日各メディアからの膨大な情報にさらされています。
 それらにただ流されるとか踊らされるんじゃつまらない。
 受け手として、心構えがあってしかるべきではなかろうか、と思うだけです。


 それはともかく、
 「全文を掲載」というワードで思い出した事があります。

 新聞記事で感動するということは、ほとんどありませんが、
 とても感動した記事がありました。
 とある裁判の判決文が全文掲載された事がありました。
 新聞社や記者のよけいなコメントも注釈も無かったと記憶しています。
 紙面にぎっしり、判決文が掲載されていました。
 読んで感動しました。

 その裁判は、無国籍になった子どもさんの国籍を請求する裁判でした。
 父親はアメリカ合衆国に住む移民でしたが、
 永住権を取得するには、まだ時間とか条件とかが必要だったらしいです。
 母親は日本人でした。

 その頃、父親が日本人なら日本国籍になりますが、
 母親が日本人でも、日本国籍が取れませんでした。

 その裁判が起こる少し前に知り合いから聞いた話がありました。
 その人の親戚に、外国人と結婚した女性が居て、
 夫は自国に帰れない事情があったらしいのですが、
 彼らの子どもは国籍が無く、公立校に入学できなくて大変だというのです。
 そんな馬鹿なと思ったものでした。
 子どもの母親は、間違いなく日本人だったのです。
 嘘だろ、と思ったものです。

 でも、本当に日本の法律は、そうなっていたのです。
 そんなに昔の話ではありません。
 昭和の終わり頃、三十年ちょっと前の話です。

 裁判の結果は否決です。

 判決文は難しい法律用語なども無く、
 解りやすい丁寧な文章でした。

 子どもの状況は気の毒ではあるが、
 父親が合衆国の国籍を取れていないのは合衆国の法に基づくものであり、
 日本国籍が取れないのは、日本の法に基づくものである。
 法を曲げるわけにはいかない。
 という趣旨でしたが、
 裁判官の真摯な心情がにじみ出ていて、大いに感動しました。

 その記事を読んで、感じる人は大勢居たのでしょう。
 判決から間もなく、日本の法律が変わりました。
 今では、母親が日本人なら、問題なく日本国籍が取れます。


 よけいなコメントの無い全文掲載。
 良い記事でした。


広く考え過ぎたかも★★★次へ

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
3862: by sado jo on 2017/08/08 at 13:44:51 (コメント編集)

ありがとうございます^^…コメントの趣旨は作り手の側から見た意見です。
あなたにも関わる事ですが、小説にせよ、映画にせよ、音楽やその他の文化芸術を創出する人は大変な苦労をしています。
自分が映画の製作現場にいたから、記者とて取材をして記事を完成させるに至るまでの苦労はおおよそ推察できます。
それを、ただ「タイトル」や「キャプション」「予告編」だけ見て批判されたのでは、作り手は堪ったもんじゃないです。
インスタント食品に、出来合いの惣菜で食事を済ますほど現代生活が忙しくて時間がないのは十分承知しています。
だが、文化芸術は全て人の手になる手作りです…受け手が、表面しか見ない短絡で、思考停止、短小軽薄であっては文化を創り、発信する意味が無い。
少なくとも文明人なら、文化に向き合い、受け止めて深く思考すると言う態度は捨ててはならないと思います。
ただし、論説委員や評論家の言葉は個人の見解なので、受け手の個々の判断に任せます。

3863:Re: sado jo様 by しのぶもじずり on 2017/08/08 at 18:38:17 (コメント編集)

同じ情報でも、受け取る立場で意味が違う事がありますものね。
ましてや、下手くそな省略がされたら、別物になったりして。

▼このエントリーにコメントを残す

   

プロフィール

しのぶもじずり

Author:しのぶもじずり
とりあえず女です。
コメントを頂けると、うれしいです。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

検索フォーム

いらっしゃ~い

らんきんぐ

よかったら押してね
 にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ にほんブログ村 小説ブログへ
 

リンク

このブログをリンクに追加する   リンクフリーです

おきてがみ

FC2以外のブログからお越しの方、クリックで足跡が残せます。
「ことづて」は機能していませんので、ここにはコメントは残せません。

RSSリンクの表示

QRコード

QR

月別アーカイブ

フリーエリア