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名古屋の嫁入り道具

 前顔の記事「貯める人 使う人」で、
 名古屋の嫁入り道具に反応したコメントをいただきました。

 名古屋と言うと、戦国時代の三英雄の出身地が、みんなこの近辺。
 信長(尾張) 秀吉(尾張) 家康(三河)
 町のシンボルは名古屋城。
 ということで、「武」のイメージが強い方が多いと思います。

 でも、八代将軍吉宗の財政緊縮政策、享保の改革に反抗して、
 勝手に規制緩和、祭りの奨励をして名古屋にバブルを起こした徳川宗春なんて人も出ました。
 この人は、人気者の吉宗に反抗したので、時代劇では人気薄だったりします。
 明治維新に、江戸や大阪の大商人が次々と倒産しましたが、
 名古屋商人はけっこう生き残りました。

 意外に「商」の町でもあるのです。

 そこで、名古屋の嫁入り道具です。
 嫁入り道具は嫁の財産 という不文律が昔からありました。
 もしも亭主が商売に失敗して、借金取りに身ぐるみはがれても、
 嫁入り道具には手が出せませんでした。

 そんな事になった場合、
 その時点で両家が不仲だったり、夫婦仲が悪かったりすれば、
 離縁になったりしたのでしょう。
 嫁入り道具は出戻った元妻の生活費に出来ます。

 仲が良く、失敗はしたけれど亭主の商才は悪くないと嫁が判断すれば、
 嫁入り道具を売った金を元手にやり直す、という裏技が使えます。

 いわば、昔の保険だったわけです。

 妻の実家が貧しくとも、支度金を渡して嫁入り道具にしてしまえば、
 いざという時に使えます。

 嫁入り道具には、そういう実用的な面があるわけです。

 幕末に生き残った商人が多かったのは、
 こういう堅実さのおかげなのかもしれません。

 なお、現在でも嫁入り道具は、妻の個人資産になります。
 だから、現在でも、この手は使えるはずです。

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コメント
3725: by on 2017/01/17 at 19:45:19 (コメント編集)

どこの国だったか?確か、北欧?
結婚前に、それぞれの持ち主を決めておくらしい。
離婚したときは、その時の資料で分け合うとか?
凄くドライですね。
でも、お国が違う結婚だったら、そうした方がいいかも?
訪問、ありがとうございます。。毎日応援★★

3726:Re: 雫様 by しのぶもじずり on 2017/01/18 at 18:12:10 (コメント編集)

日本でも、結婚前に手続きすれば出来るんだったと思います。
離婚率が高くなっていますから、やっておいた方が、もめ事が減っていいかもしれませんね。
はじめから分かれるつもりで結婚するわけじゃないでしょうから、なかなかそこまでする人はいないのかも。

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