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少しばかり昔の話


 爺さんを相手に茶飲み話をしていた時なんですけどね。
 日本女性の体型についての話になったのでした。

 昔に比べて暮らしが変わり、洋間が増えたせいか、
 若い女性はスタイルが良くなった。
 爺さんは、そう言った後、
 昔ながらの体型を維持している自分の家族をちらりと見ました。
 私は見逃しませんでした。

 昔の日本人は、暮らしの中で、座ったりしゃがんだりすることが多かったから、
 体の重心が低く、下半身がしっかりしていました。
 そういう女性を「安産型」というくくりで、
 「小股の切れ上がった」とは別の価値を見いだされていたんだと思います。

 と、爺さんは、戦時中に慰安所を利用したことがあると言い出しました。
 その朝鮮人慰安婦は、「スタイル抜群の良い女だった」そうです。

 「で、俺は聞いたのよ。
 『こんな事をして、いったいいくらの稼ぎになるんだ』ってな」
 その爺さんは、
 よけいなお節介を焼いては、かえって嫌われるという厄介な人でしたから、
 おせっかいの虫が騒いだのかもしれません。
 足を洗えとでも続けるつもりだったのかもしれません。
 厄介な人です。

 「そうしたら、得意そうに胸を張って稼ぎ高を言ったんだがな」
 素直に返事をしたようです。
 ストレートです。
 「金額を聞いて、俺は腰を抜かしそうになった」

 そのころの日本は、総じて貧乏でしたが、
 爺さんは一流企業の社員でもありました。
 その爺さんが腰を抜かすほどの大金だった、ということらしいです。
 かなりの額だったのでしょう。

 ひとしきり思い出を確かめるように、遠い目でうなずくと、
 キッパリと言いました。
 「あいつら、荒稼ぎしてやがった」


 私が女だからでしょう。
 「スタイル抜群、体で荒稼ぎする美女」の良さは分かりませんが、
 「安産型の大根脚」はけっこう好きです。
 何より丈夫そうです。安心感があります。
 丈夫な女って良いよ〜♪

 外国人の脚によくあるような、
 パイプのように細くて まっすぐで メリハリのない脚より、
 太ももとふくらはぎに存在感があり、
 足首の位置がはっきりしているほうが きれいだと思います。
 いや、本当に。
 負け惜しみとかではなく。


日本における奴隷★★★キーセンツアーって知ってました?

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コメント
3478: by 椿 on 2016/02/09 at 19:16:42

慰安所の仕事は過酷な肉体労働だったと思いますので、一部の人だったかもしれないけれど「腰を抜かすほどの収入」を得られていたと聞くと安心しますね。

一所懸命働いた人はその分お金を取ってええのや……。

安産型は! いいぞ!
二番目のの一ヶ月検診で、足細い&お尻小さいモデル体型のママさんとご一緒したのですが、2人生んで2回とも陣痛72時間コースだったと……;;(>_<)

初産9時間→その後2時間の自分は、でっかいお尻とぶっとい足で良かった、と心から思いました。
72時間とか……耐久レース辛すぎる……
安産型は恵まれた人々なのです!(言い張る)

3479:Re: 椿様 by しのぶもじずり on 2016/02/10 at 09:24:40 (コメント編集)

へえ、過酷な肉体労働なのですね。
爺さんの話の様子では、元気に張り切っていた感じがしました。
得意そうに稼ぎ高を言った>ようですから。
彼女は働き者だったのでしょう。
働き者のヒモ君というのも 居たりするのでしょうね。

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