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カテゴリ:ずぼらなユン、やぶれかぶれのエントリー一覧

  • ずぼらなあとがき

     科学・技術方面は、自国の言語(真秀良語)で、芸術方面は外来語。 そういう設定にしましたが、難しくしすぎたかもう。 めんどくさかった。 もう、こういう面倒な設定にはしたくないです。 カタカナをバンバン使った方が 絶対に楽ができたね。 おまけに 古臭い感じになってしまいました。 現代とか近未来とかを感じさせるには、 カタカナを無理にケチってはいけないのだ と思い知りました。 当初の予定では、 犯人のア...

  • ずぼらなユン、やぶれかぶれ 蛇足かもしれないオマケ

    〈平題箭美夜受記者の独り言〉 ほんっと、頭にくるわ。私の人生であんなに酷い目に遭ったのは初めてよ。 投げ飛ばされて気絶した挙句、気が付いたら何もかも終わっていて、 狙っていたスクープは逃すわ、腰は痛いわ、カメラは壊れてるわ、 全滅じゃないの。 あのカメラは高かったんだからね。 あ~の~こ~む~す~め~、覚えてらっしゃい。 今度見かけたら 八つ裂きにしてやる。〈自殺志願の男子学生の呟き〉 僕は あの娘...

  • ずぼらなユン、やぶれかぶれ 4−11

    「どんな口癖だったの?」「この国を 戦の無い平和な国、安心して民が暮らせる国にする。  真秀良の国を作る」「へえ」 それなら分からんでもない。 理想の国という意味なのかも。「側近の個人的な記録の一部分が残っている。 それにも 王の言動が時々記されているが、 確かに 折に触れて言っていたようだ。 『平和な国 真秀良』が合言葉だったらしい。 真秀良という言葉に 確かなイメージがあったのだろうな。 その側近に...

  • ずぼらなユン、やぶれかぶれ 4−10

    「真秀良王ってやっぱり名前じゃないんだ。 尊称なの?」「何処で そんないいかげんな説を聞いてきたんだ。 王の名前は、残された資料から二つ三つ説があるが、どれも根拠が薄い。 真秀良王というのは、尊称というよりあだ名みたいなもんだな。 重大な局面を迎えた時とか、窮地に陥った時の口癖が由来だといわれている」「口癖って何。 学校で尊称だって習った気がするけどなあ」 思わず口を挟んだ。「そういう説も無くは無い...

  • ずぼらなユン、やぶれかぶれ 4−9

     癸(みずのと)日の休日に、 気分を変えようと マーケットに出かけることにした。 買いたいものがあるわけではなかったけど、 平題箭(いたつき)糺(ただす)っていったっけ、 あの声のきれいな人に会えるかもしれない と思ったのだ。 平題箭なんて 何処にでもある平凡な名前だから、 名前からたどって探すのは無理だろう。 可能性は低いが、他に手は無い。 火梛には及ばないが、一時の気休めくらいにはなるかもしれない。 ...

  • ずぼらなユン、やぶれかぶれ 4−8

     私って 事件関係者なのだろうか。 無理やり関係させられた感が否めない。 ほとんどはニュースで聞いたことと同じだったが、 玉輝美童が 胡枇芸にほんの一時在籍していたことには ちょっと驚いた。「無言堂が立派になりすぎたからねえ。 以前から面白く思ってなかった連中が 全部お得意様になって 目の前に現われちゃって、 我慢が出来なくなったみたいねえ。 高級画材といったら無言堂だもの、 プロはもちろん 絵に関心...

  • ずぼらなユン、やぶれかぶれ 4−7

     年下の王子様、火梛君は行ってしまった。 記憶をたどりながら絵を描いてみたけど、 まるで 漫画か少女小説の挿絵みたいで 我ながらめげる。 目の前に居るうちに モデルを頼むことを思いつかなかったのは口惜しいが、 星来の絵を考えると 良かったような気もする。 あれには敵わない。 でも私が窮地に陥れば、また助けに来てくれるかもしれない。 淡い期待を胸に送る日々に、しかし危険は訪れなかった。 それこそ 平穏無...

  • ずぼらなユン、やぶれかぶれ 4−6

     あの日、まだ そこまで知らなかった私は、 警部の家から 火梛と一緒に 星来の家に行ったのだった。 星来が 私に見せたいものがあると言っていたのに、 事件がらみでバタバタしていて 見に行っていなかったからだ。 上機嫌で見せてくれたものに驚いた。 学校をサボって、こんなことに精を出していたのか。 すごい! さすがに星来だ。 それは、水墨画で描いた火梛だった。 星来が火梛に頼んだのは、絵のモデルだったのか...

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