・あとがきのつもり ・天州晴神霊記 終章――3 ・天州晴神霊記 終章――2 ・天州晴神霊記 終章 祝言――1 ・天州晴れ神霊記 人こそ見えね ・天州晴れ神霊記 第九章――10 ・天州晴神霊記 第九章――9 ・天州晴神霊記 第九章――8 ▼もっと見る

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カテゴリ:天州晴神霊記のエントリー一覧

  • あとがきのつもり

    「天州晴神霊記」が完結しました。 誰が何と言おうと、完結です。 ブログ掲載作品の中で、最長の物語になりました。 予告でも触れましたように、一番凝ったのは題名です。 「あまつばるじんりょうき」 読めないかもしれませんが、そういうことですので、 いまさらですが、よろしくお願いします。 主役の斎布(ゆう)は、 最後まで頼りない主役でしたが、恋に恋するお子ちゃまです。 暖かい目で見てやってください。 これ...

  • 天州晴神霊記 終章――3

    「だから、 何故 女装なのよ」「ちゃんと聞いてないのか。 両家の申し合わせで、 奇御岳には 女だけで行くことが決まったんだ。 向こうからは 男しか来ない。 だからだろ。 女装しないと 一緒に行けないもん」 志信が一緒なら、 楽しそうではある。 しかし、 男の子だとばれてしまわないかが すごく心配だ。 ばれたら 協定破りでひと悶着起こりそうだ。 ほとほとと足音がして、 八箭の介添えを務める玉襷(たまだすき)が来た...

  • 天州晴神霊記 終章――2

    「重い……んですけ……ど。 まだ重ねる気ですか」「これで おしまいです」 花嫁たちは、 それぞれ 三人がかりの力技で 古式ゆかしい花嫁衣装を着付けされた。 身動きするのも ままならない。 昔の花嫁は 体力勝負だったらしい。 様子を見に来た一夜姫が、 斎布のボヤキを聞き咎めた。「今から弱音を吐いてなんとする。 勝負はこれからじゃ。 支度ができたようじゃの。 そなたらは下がってよいぞ」 着付けをした者たちが出てい...

  • 天州晴神霊記 終章 祝言――1

     斎布は、 どん底まで落ち込んだ。 ほんのちょっぴり、 ドキドキしただけだ。 ワクワクにまでならなかった。 苦しいばかりで、 ちっとも楽しくなんかない。 いや、 楽しかったのかもしれないけれど、 訳が分からない。 物語で読むより、 恋は楽じゃない。 その上、 大問題があった。 仕方がなかったとはいえ、 霧呼紐が 意富美に切られて、 バラバラになってしまった。 代わりを作ってもらおうとしたら、 すぐには無理だ...

  • 天州晴れ神霊記 人こそ見えね

     悲恋から起こった戦は 思わぬ余波を生み、 国中に 不穏な空気を撒き散らしました。 星都にまで邪気がはびこるに至り、 事態を変えようとなさった 帝のお計らいをあざ笑うかのように、 さらに、 災難が降りかかり、 かなわぬ恋の恨みから 大内裏が破壊されるに及んで、 天州晴は 暗く沈んでしまったのでございます。 それでも、 その後に起こったかもしれない事態を思えば、 いったい 何ほどの事でございましょう。 それ...

  • 天州晴れ神霊記 第九章――10

     何も起こらなかった。 見れば、 丸太には 一本の紐がぐるぐる巻きになっている。「瓶子からこぼれた水で、 霧呼紐がびしょ濡れになりました。 ちょうどよかったので、 邪気を祓っておきました。 何も残っていませんよ」 斎布が 静かに言う。 意富美は、 祭壇にあった剣を抜き、 一刀のもとに紐を切り落としたが、 煙一筋も出てこない。 斎布が言うとおりだ。 邪気の依り代に使われた丸太は、 ただの焦げた丸太になってい...

  • 天州晴神霊記 第九章――9

     斎布は、 手に触れたものを夢中でつかみ、 仕方なく殴った。 斑は 動かなくなった。「あれ?  何故 こんなものが……」 斎布は、 手にしたものを見て呟いた。 気がつけば、 乱暴を働こうとした男たちは、 目的を果たすことなく、 床の そこかしこに転がっていた。 腕自慢であろうとも、 ごろつきが 四郎五郎と閼伽丸に適うわけがない。 騒々しい足音が、 慌ただしげに近付いてきた。 奥殿の前で止まる。 大勢の神官を引き...

  • 天州晴神霊記 第九章――8

     と、 その時、 開くはずのない扉が 開いた。 火照(ほでり)の剣(つるぎ)を振り下ろした 閼伽丸が、 ゆっくりと開いてゆく扉から 姿を現した。「ばかな!」 驚愕する意富美の前に、 閼伽丸の後ろから、 四郎五郎と 斎布と 志信が現れた。 四郎五郎と閼伽丸は、 すかさず帝を背に庇い、 男たちに立ち塞がった。 斎布と志信は、 奥殿を、 もの珍しそうに奥へと進んだ。「間にあったなあ。 良かった。 斎土様に叱られなくて済...

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